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エコ商品の購入や電力の節約など、環境保護は日々身近な存在になっていますが、消費するだけでなく貯めることでもエコ活動に参加できる「エコ貯金」の存在を知っていますか?
エコ貯金は、「環境や人にやさしく、地域・社会のためになるお金の流れをつくる活動をしている金融機関を選んで貯金し、運用してもらうこと」です。
私たちが銀行やゆうちょ銀行に預けている貯金は金庫に眠っているわけではなく、様々な企業や政府に貸し出されています。でも、どのような所に貸し出されているのかは預けている側はなかなか知ることが出来ませんよね。金融機関もビジネスですから、原生林の伐採や武器製造をしている会社でも、お金になりそうなら融資することもありえます。
そんな中、金銭的利益ではなく、環境的・社会的な収益のために活動を行う企業に絞って融資をする「ソーシャル・ファイナンス」という金融の考え方が、ここ数年注目されています。
ソーシャル・ファイナンスとしての活動を行う金融機関は、環境保護、有機農業、フェアトレード、社会的弱者に対するケア事業など、メガバンク等ではなかなか融資が難しい企業、団体にお金を貸し出します。
そして私たち預金者がこれらの銀行を選んで貯金をする事、これが「エコ貯金」。ひとりひとりの金額は小さくても賛同する人たちが多く集まる事で大きな資金となります。たとえば、100人に1人が年収の1%をエコ貯金すると、80基以上の風力発電を新たに建設したり、保育・介護施設を増設したりすることができ、約8万世帯分の電気を自然エネルギーでまかなうことも可能になるのだそうです。これなら知らず知らずのうちに自分のお金が環境破壊の資金になる危険も少なく、気持ちよくお金を預け入れられますね。
1991年に設立された国際環境NGO(非政府・非営利組織)A SEED JAPANによると、「エコ貯金」は次の3タイプに分類されるそうです。
・預貯金型エコ貯金
郵便局や銀行、信用金庫、労働金庫など、普段使う金融機関を社会性の視点をもって選ぶこと。特に、信用金庫や労働金庫などは、非営利の金融機関として、地域の活性化や介護・福祉などの社会的な事業を支援しているところが増えています。
・出資型エコ貯金
福祉や教育、環境保全などの事業で活躍するNPOや社会起業家に融資をする、NPOバンクなどの小さな金融機関です。社会性を考えた融資にとことんこだわりたい人にはおすすめです。
・投資型エコ貯金
社会的責任投資(SRI)といい、株や投資信託などにおいても、利益だけでなく社会性を考えて投資をする、エコ貯金のひとつのかたちです。
なかでも預貯金型のエコ貯金は最も身近で、自分が協力したい団体、地域や企業に融資している金融機関を選んで、普段と同じように貯金するだけなので簡単に始められます。
▼環境保護やエコ推進企業、団体への融資が積極的な金融機関
・労働金庫
・信用金庫
もちろんメガバンクやゆうちょ銀行でもエコ融資は行っていますが、その率はかなり少なく、非営利の労働金庫や信用金庫の方が圧倒的に多いのです。
労働金庫は企業への融資はせず労働者が作った組合を対象にしていますし、信用金庫は地域社会に利益をもたらすことが理念になっているため、環境保護や地域支援、エコを推進する団体、企業への融資にも積極的です。
それぞれがどのようなところへ融資しているのかは、各機関の店頭やWEBサイトのCSRレポート(社会貢献活動についての実績が分かります)やディスクロージャー誌(公開した情報をまとめた冊子)で確認できます。
どこを選択して良いのかわからない時は、ASEED JAPANサイトで「エコ貯金宣言」を公言している人たちの預金先一覧をチェックしてみると参考になると思います。
賛同する活動を支援している機関を選んで貯金をする「エコ貯金」なら、貯めるお金に込める思いも大きくなりますし、口座を移行するだけで環境保護活動を支援できます。
ひとりひとりがエコ貯金に参加して声をあげてエコ貯金を伝えていけば、多くの賛同者が集まってますます活動も活発化しそう。みんなのワンアクションが、地球をより美しくできる大きなチャンスなのかもしれません。
エコ貯金は、「環境や人にやさしく、地域・社会のためになるお金の流れをつくる活動をしている金融機関を選んで貯金し、運用してもらうこと」です。
私たちが銀行やゆうちょ銀行に預けている貯金は金庫に眠っているわけではなく、様々な企業や政府に貸し出されています。でも、どのような所に貸し出されているのかは預けている側はなかなか知ることが出来ませんよね。金融機関もビジネスですから、原生林の伐採や武器製造をしている会社でも、お金になりそうなら融資することもありえます。
そんな中、金銭的利益ではなく、環境的・社会的な収益のために活動を行う企業に絞って融資をする「ソーシャル・ファイナンス」という金融の考え方が、ここ数年注目されています。
ソーシャル・ファイナンスとしての活動を行う金融機関は、環境保護、有機農業、フェアトレード、社会的弱者に対するケア事業など、メガバンク等ではなかなか融資が難しい企業、団体にお金を貸し出します。
そして私たち預金者がこれらの銀行を選んで貯金をする事、これが「エコ貯金」。ひとりひとりの金額は小さくても賛同する人たちが多く集まる事で大きな資金となります。たとえば、100人に1人が年収の1%をエコ貯金すると、80基以上の風力発電を新たに建設したり、保育・介護施設を増設したりすることができ、約8万世帯分の電気を自然エネルギーでまかなうことも可能になるのだそうです。これなら知らず知らずのうちに自分のお金が環境破壊の資金になる危険も少なく、気持ちよくお金を預け入れられますね。
1991年に設立された国際環境NGO(非政府・非営利組織)A SEED JAPANによると、「エコ貯金」は次の3タイプに分類されるそうです。
・預貯金型エコ貯金
郵便局や銀行、信用金庫、労働金庫など、普段使う金融機関を社会性の視点をもって選ぶこと。特に、信用金庫や労働金庫などは、非営利の金融機関として、地域の活性化や介護・福祉などの社会的な事業を支援しているところが増えています。
・出資型エコ貯金
福祉や教育、環境保全などの事業で活躍するNPOや社会起業家に融資をする、NPOバンクなどの小さな金融機関です。社会性を考えた融資にとことんこだわりたい人にはおすすめです。
・投資型エコ貯金
社会的責任投資(SRI)といい、株や投資信託などにおいても、利益だけでなく社会性を考えて投資をする、エコ貯金のひとつのかたちです。
なかでも預貯金型のエコ貯金は最も身近で、自分が協力したい団体、地域や企業に融資している金融機関を選んで、普段と同じように貯金するだけなので簡単に始められます。
▼環境保護やエコ推進企業、団体への融資が積極的な金融機関
・労働金庫
・信用金庫
もちろんメガバンクやゆうちょ銀行でもエコ融資は行っていますが、その率はかなり少なく、非営利の労働金庫や信用金庫の方が圧倒的に多いのです。
労働金庫は企業への融資はせず労働者が作った組合を対象にしていますし、信用金庫は地域社会に利益をもたらすことが理念になっているため、環境保護や地域支援、エコを推進する団体、企業への融資にも積極的です。
それぞれがどのようなところへ融資しているのかは、各機関の店頭やWEBサイトのCSRレポート(社会貢献活動についての実績が分かります)やディスクロージャー誌(公開した情報をまとめた冊子)で確認できます。
どこを選択して良いのかわからない時は、ASEED JAPANサイトで「エコ貯金宣言」を公言している人たちの預金先一覧をチェックしてみると参考になると思います。
賛同する活動を支援している機関を選んで貯金をする「エコ貯金」なら、貯めるお金に込める思いも大きくなりますし、口座を移行するだけで環境保護活動を支援できます。
ひとりひとりがエコ貯金に参加して声をあげてエコ貯金を伝えていけば、多くの賛同者が集まってますます活動も活発化しそう。みんなのワンアクションが、地球をより美しくできる大きなチャンスなのかもしれません。
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